カメラについて

閲覧ありがとうございます。伊藤の備忘録です。

本日はカメラについて、お話ししていこうと思います。こちらでは、拙い知識ですが、カメラの使い方や、仕様、面白さをお伝えできたらと思っております。

まず僕がカメラにハマったのは、初めてカメラを買って1年ほど経った頃です。ある程度貯金がまとまった社会人2年目。特に趣味もなく、お休みの日は友達や同期と繁華街に繰り出すというような日々を送っていた頃。Instagramを眺めていると、おしゃれな服を着て首からカメラをぶら下げているInstagramerさんの投稿を見て、カメラって持ってるだけですごくおしゃれだなあと、安直な気持ちから、ミラーレスカメラを購入いたしました。当時、iPhoneは11 Pro Maxが最新でしたので、やはり、ミラーレスカメラや、一眼レフカメラの方が画質も性能も、できることも幅広く、初心者でも使い方次第では、味のある写真を撮ることができました。また、趣味としてサイクリングをしていたこともあり、出かけた先で写真が撮れたらという思いもありました。

カメラの知識もないまま、デザインが好みだと言う理由でオリンパスのOM-D E-M10 MarkⅢというミラーレスカメラをスターターキットで購入しました。説明書を読み、YouTubeで撮り方を勉強しましたが、F値、シャッター速度、ISO感度等、初めての言葉に全く理解ができず、とりあえずオートモードで撮って、編集するか。と、怠惰な考えで写真を撮りました。オートモードは言うまでもなく、シャッターを切るだけで、素人の僕にも綺麗で、目に見えるより壮大に風景を写しました。そして、カメラを使っていくうちに、背景をぼかした幻想的な写真が撮りたいと思うようになりました。初めは、望遠レンズで接写してできたボケに喜んでいましたが、オートモードで頭も使わずに撮った写真に、満足感を得ることができなくなってきました。そんな時、Instagramをふと見てみると、同じカメラで躍動的で力強い写真を撮っている方がたくさんいることを知り、宝の持ち腐れだと言うことを痛感しました。それから僕は、カメラとちゃんと向き合おうと決心し、カメラの仕組みがわかるフィルムカメラを購入しました。

初めて購入したフィルムカメラは、秋葉原にある東京CAMERAさんと言うカメラ屋さんで、2万5千円のminoltaのSR101と言うものでした。こちらのカメラには50mmの標準レンズがついており、目で見たような写真が撮れると、店主の方から教わりました。ミラーレスに比べ、ずっしりと重厚感があるフィルムカメラに未知の可能性を感じ、すぐにフィルムを購入して撮影に取り掛かりました。初めてのフィルムカメラということを店主の方に伝えると、使い方について丁寧に教えてくださいました。フィルムの装填方法、カメラの持ち方、F値とシャッター速度の関係性など、僕がぼんやりとしか理解できなかったことを深く、理解することができました。

フィルムカメラはデジタルカメラと違い、別売りのフィルムにレンズからの光を焼き付けて撮影するものです。フィルムに終わりが来たら、新しいフィルムを装填する以外に撮影の続行はできません。フィルムは大体1本36枚撮りですから、画角やシャッター速度、焦点の度合いを何度も確認して、震える指でシャッターを切りました。撮影した写真は現像するまで確認できませんから、現像した写真が手渡される瞬間は、どんな出来になっているか、期待そして不安に駆られます。1枚の写真を撮ることに、神経を注ぐことができるフィルムカメラというものに首ったけになりました。

フィルムカメラを説明する上で、重要なものが2つあります。1つ目は露出計です。露出計とは、被写体の明るさを測定し、その時の明るさに合ったF値、シャッター速度を知ることができる装置です。例えば、一概には言えませんが日中の明るい風景写真を撮りたい場合、F値を絞り、光の量を少なくして、シャッター速度を上げて撮影します。適切なF値とシャッター速度のコントロールができれば、誰にでも綺麗な写真を撮ることができます。その指標を教えてくれるのが露出計です。カメラ屋さんの店主さんから、今はiPhoneのアプリにも露出計があるということを教えてもらい、それを指標にして撮影しています。店主さんは、フィルムカメラを使っていけば、露出計を見なくても、大体どのくらいかわかるようになるとのことでした。(僕もある程度はわかるようにはなりましたが、撮影する時には必ず確認しています。)

もう一つ重要なことがあります。それはフィルムのISO感度です。ISO感度とは簡単に説明しますと、どのくらいの光を記録できるかという数値になります。市販のフィルムでは、100、120、200、400…というものがあり、数値が高くなるにつれて、弱い光を取り込むことができます。要するに、ISO感度100は光が強い日中や、野外での撮影が向いており、400は室内や、光が弱い場面での撮影に向いているということです。ISO感度には写真の繊細さも含まれており、数値が低いほど滑らかに、高いほどざらつくような写真が撮れます。(※シャッター速度、F値とも深い関係があるので、一概には言えませんが。)

僕は東京CAMERAさんの店頭にあったISO感度100のフィルムを購入しました。その時店主さんに撮ってもらった僕の写真は、今でも僕のお手本となっており、初めての一枚の重みを深く考えさせてくれるものです。同じフィルムで僕が撮った写真を現像したところ、言葉を失いました。被写体はブレブレで誰を撮ったかもわからない、風景は斜めに傾き、その美しさを歪ませるような出来でした。フィルム1本2000円、現像・データ取り込みで3000円、勉強代としてはかなり痛い出費だと思いました。それでも、悔しさより技術が向上した時に撮れた写真を想像した時のワクワク感に魅了され、また1本フィルムを購入してお店を出ました。

その後、何度かフィルムカメラでの撮影をして、私なりに感じたことは、シャッター速度を遅くした撮影は、手で撮ることは難しいということでした。露出計に従って写真を撮っていましたが、初心者の僕にはISO感度の低いフィルムは難しいと感じ、技量を考えてなるべく高いISO感度のフィルムを選ぶようにしました。また、どうしても夜や、室内での撮影がしたい時には三脚を使用して、撮影することにしました。東京CAMERAさんの店主さんからは、左手を皿のようにし、人差し指と親指でレンズを操作する。その時、脇は締める。という基本的な撮影フォームを教えてもらいましたが、やはり機械ではないので、小さなブレは漏れなく発生していました。目安としますと、シャッター速度1/30以下の速度になると、やはりブレが目立ちます。しかし、フィルムカメラを通して、カメラについての知識が深まったことや、1枚の写真を撮ることの難しさを知れたことが大きな財産となりました。

僕と同じように、今からカメラを始めたいと思う人には、カメラの構造や仕組みを知るにはフィルムカメラはぴったりかと思います。こちらに僕が感じたフィルムカメラをオススメする点、注意すべき点を記しておきます。

・カメラの仕組みを身をもって知ることができる。(シャッター速度、F値、ISO感度について)

・撮影した写真の現像の瞬間は、たまらなくワクワクする。

・1枚の写真を撮るために、様々なことを考えることができる。

・写真を撮るために、アクティブに行動することができる。

・ランニングコストがかかる(フィルム代、現像代)

・撮影枚数が限られている。 

・撮影した写真が即時に確認できない。

以上の点が、フィルムカメラの良さであり、注意すべき点です。近年、フィルムの需要の増加や、原材料の高騰によりフィルムはどんどん値上がりしています。その分、1枚に込める思いはますます強くなるのではないでしょうか?

カメラとは、楽しかった、美しかった、感動した、愛おしかった、その瞬間が切り取られ、いつまでも残すことができる素敵なものだと僕は思います。その気持ちを切り取って綺麗に、美しく残すためには、やはり知識とシャッターを押した回数が素敵な写真を撮る秘訣だと思います。語らずとも、その1枚が全てを教えてくれる貴重な財産です。人の気持ちや記憶というものは薄れて、さらに新しいことで更新される。このことは人の世の常ではありますが、寂しく、儚いものだと僕は思います。だからこそ、写真に写る自分や友人、家族、恋人がその時の気持ちを思い出すため、忘れないため、そして共有して分かち合うために僕は僕の愛おしいものを写し続けたいと思います。また、備忘録として、僕の歴史として生き様を残しておこうと思います。

※拙い知識で書いておりますので、間違った理解による記述があるかも知れません。ご了承ください。

2025/2/10

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